レジン床
プラスチックでできた入れ歯で保険が適用されるので経済的です。
しかし、保険診療では材質、形態などに制限があり、自費診療のものより床が厚くなり、
破損しやすいなどのデメリットがあります。
ノンクラスプデンチャーとは名前の通り「ノンクラスプ(ばねの無い)」「デンチャー(入れ歯)」のことです。
金属のばね(歯に引っかけたりする部分)を使用しないので、見た目に入れ歯とわかりずらく審美性に優れ、
義歯床の厚さを薄くできるので違和感が少なく金属アレルギーの方にもお勧めです。
バルプラスト
最も歴史のあるノンクラスプデンチャーで、ノンクラスプデンチャーの代名詞的な入れ歯です。
カルデントデンチャー
吸水性がとても低いため、汚れやにおいのつきにくい衛生面に優れた入れ歯です。
柔軟性があり、水に浮くくらい軽い素材を使用しているため、お口の中での違和感を極力低減できます。
歯ぐきの色も6種類から選べます。
エステショット
ポリエステルでできたノンクラスプデンチャーです。
吸水性が低く、比較的汚れやにおいのつきにくい入れ歯です。
柔軟性があり、お口の中での違和感を極力低減できます。
金属床は入れ歯の主要な部分を金属で作った入れ歯のことをいいます。
レジン(プラスチック)に比べ丈夫な金属を使うので、非常に薄く作成でき、お口の中であまり違和感を感じないほどです。
また、しっかりと固定され、たわまない、丈夫な入れ歯を作ることが出来ます。
食べ物の温度を瞬時に伝えることができ、食事を快適に楽しむことが出来ます。
チタン床
チタンとは、ロケット、航空機などのハイテク分野から、最近は眼鏡のフレームやスポーツ用品など、近年話題の最先端金属です。
安定した皮膜に包まれており、金属の消耗や溶け出すことが無いのでアレルギー等が発生しません。
また、口の中でスプーンをなめた時のような金属特有の味がしないので、味覚の違和感が無くお食事を楽しむことが出来ます。
一般的に入れ歯に用いられる金合金の約1/4の重さでとても軽いです。
ゴールド床
ゴールドは腐食による変色が起こらず、溶け出しにくいため金属アレルギーも起こりにくい、体に優しいという特徴があります。
また、精密な加工が行いやすい金属でもあります。
コバルト床
金属床義歯としてコバルトクロム素材は最も歴史のある素材です。
厚みがレジン床の約1/5と薄く、口の中に入れてたときの違和感が少なく、食事の際も熱がよく伝わります。
丈夫で、永く快適にご使用頂けます。
マグネットデンチャー
マグネット(磁石)を使った入れ歯です。
残っている自分の歯、もしくはインプラントに、体に優しいキーパー(磁石につく金属)を装着し、磁石の力で入れ歯を固定します。
バネや複雑な装置がないシンプルな構造なので、掃除なども楽にでき、見た目にも違和感がありません。
ホワイトクラスプ
部分入れ歯のバネは、今までは金属で作るものが主流で、審美的にはあまり良くありませんでした。
白いバネの入れ歯(ホワイトクラスプ入れ歯)は、バネ部分がアセタル樹脂という熱可塑性レジン(歯科用プラスチック)で作られており、強くて柔軟性があり金属を使用しないため、金属アレルギーの方にも最適です。
コンフォート
歯ぐきと当たる部分に、生体用シリコンというクッションを入れた、新しい入れ歯の技術です。
生体用シリコンの弾性が、入れ歯でグッと噛んだときの歯ぐきにかかる負担を和らげ、またあごの横の動きにも抜群の吸着力を発揮します。
インプラント
あごの骨にインプラントと呼ばれる人工の歯の根っこを入れて、歯を作る方法です。
入れ歯と違い、ご自身の歯と同じような構造になるため、噛みやすさはご自身のはとほぼ同等になります。
抜歯程度の日帰り手術が必要になります。